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平成26年度 江戸糸あやつり人形遣い入門塾

授業日誌

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2015年3月12日(木)人形実技

美術セットも組みあがり、本番同様の舞台が出来上がりました。
本番に向けて、連日稽古が進んでいます。

今回の上演時間は約25分ですが、稽古はなかなか先に進みません。
舞台の上では人形を遣っている「○○さん」ではなく、「栄御前」や「政岡」として存在してくれ、という孫三郎の指導。
古典の台詞回しに気をとられて、気持ちが入らなかったり、基本稽古で教わったことが出来なくなったり。
実際に人形で芝居をするというのは難しいことですね。台詞も言わなくてはいけないし、頭も動かさなくてはいけないし、相手の台詞も義太夫も聞いていなくてはいけないし。。。他にもたくさん!皆さん四苦八苦の様子。
でも、稽古を重ねていくと、少しずつ流れがよくなったり、息が合ってきたりしています。
もうすぐ発表会です。難しいことは承知で選んだ「伽羅先代萩」という演目。出来ないことがあっても、下手でも、皆さんの気持ちが伝わるような舞台にしたいですね。

懐剣について説明している孫三郎。

2015年3月15日(日)成果発表会

いよいよ発表会の日がやってきました。立て看板を出して、お客様を迎える準備もできました。

塾生による手作りパンフレットとアンケート用紙。パンフレットはなんと10ページもあって、あらすじから塾生のコメントまで、充実した内容。表紙はなんと手刷りなんです。

「伽羅先代萩」御殿の場。皆さん、昨日や今日のリハーサルより、本番が一番良かったですね。お客様の前だとやはり変わるのでしょうか?声も稽古の時よりよく出ていてびっくりするくらいでした。

最後に皆さん勢ぞろいでお客様にご挨拶。

終演後、お客様を送り出した後の皆さん。ホッとした素敵な笑顔!

修了式。修了証書を受け取ります。

最後は皆さんで打ち上げ!元塾生の方も応援に来てくれて、大人数での打ち上げです。皆さんお手製のおいしい料理を囲みながら、今年度の塾を振り返りました。発表会が終わって、もう授業がないと思うと、少し寂しいですね。でも、人形を通して、皆さんと一緒に濃い月日を過ごせたことを嬉しく思います。本当にお疲れ様でした!


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