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平成26年度 江戸糸あやつり人形遣い入門塾

授業日誌

平成25年度授業風景はこちらから

2014年10月8日(月)芝居作り1

結城座380周年記念公演第二弾『オールドリフレイン』にお越しくださった皆様、そしてご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。

本日、入門塾を再開致しました!

今日は『特別講義 芝居作り』の第一回目です。
講師は結城座の演出も手掛けられてきた演出家、加藤直先生です。
古典も新作劇も上演する結城座、古典だけでなく近代・現代劇の側面からも芝居を作るという事を皆さんと一緒に考えていきます。

まずはお互いに自己紹介をし合いました。
「初日なので自己紹介をしましょう。ただし、自己紹介にウソをいれて下さい。後で、皆でどれがウソだったか当ててみましょう。」
自己紹介という自分の物語にウソを混ぜる??戸惑いながらも、皆さん澄ました顔で自分のことを語り、騙ります。

嘘を見抜こうと話を聞く側も真剣そのもの。

自分のこと、他人のこと、それから改めては考えたことのなかったこと。色んな角度で見つめてみる、そんな授業が始まりそうです。

2014年10月13日(月)日本舞踊 一回目

台風19号が関東に接近中です。
強い雨が降ったり止んだりする不穏な天気にも関わらず、皆さん稽古に通ってきてくださいました。

今日は『日本舞踊』の第一回目です。
日本舞踊の講師は西川流の西川鯉之祐先生、貴美子先生です。
まずは扇子の持ち方、美しいお辞儀の仕方を教えていただきます。

そして歩き方・・・。
人形を遣うためにも、日本舞踊の所作を習うということはとても大切です。

歩き方、首の振り方、おすべり、基本を教えていただき早速『京の四季』をおどります。

こちらは、お酒を飲んで良い気持で酔っ払ったところをからかわれ、恥ずかしがっているところ。

日本舞踊の講座は全部で六回です。

2014年10月20日(月)日本舞踊 二回目

日本舞踊二回目です。
前回の日舞の授業のあと、すっかり筋肉痛になったと、皆さん話しながら浴衣に着替え、着替え終わるやいなや、授業が始まる直前まで先週覚えた振りの確認に余念がありません。

さて、慣れない内は扇子をひらくにも一苦労してしまいます。
アドバイスは「がま口をあけるように…。」

基本の所作のおさらいです。 『京の四季』にも何度もでてくる首振りは、「首振り三年」と言われるくらい、奥の深い所作とのことです。 反対側から呼びかけられて「なあに?」と優しく振り返るように。

こちらは『京の四季』の中で美しい春の桜を見上げているところ。

今日は面白い振付が出てきました。
扇子と左手で大小二本の刀を作り、お侍さんの真似をしている、という振付です。

お侍さんらしく威厳を持ち、片足ずつゆっくりあげて前に進みます。
重心の移動について人形実技でもさんざん稽古されている皆さん。
日本舞踊の授業では自分の身体を使って、今自分の重心はどこにあるのかということを意識し続けています。

2014年10月18日(土)人形実技

今日は卒業公演に向けて、芝居を作る稽古をしました。
舞台にこのようなセットがつくられました。

今まで習った動きを使って、一人一人に芝居をして頂きます。
セットとして用意した、つい立、木の箱、椅子は必ずつかいます。
それ以外は自由。
台詞を言ってもかまいません。

まずはつい立。十二代目がお手本を見せてくれました。

次は木の箱。さんざん稽古した、台の昇り降りをここで使います。

最後に椅子。人間サイズの椅子に人形が座るのは大変です。
ジャンプして登ったり、よじ登ったり。
皆さん、とても個性的なお芝居をされていました。
十二代目の講評の後、終了です。

2014年10月27日(月)日本舞踊 三回目

今日は前回教えて頂いた『京の四季』のおさらいをしました。

写真は『要返し』です。 西川貴美子先生に一人一人丁寧に見ていただいた後、曲に合わせて踊ってみます。

2014年10月29日(水)芝居作り 三回目

今日は童話雑誌『赤い鳥』に掲載された詩を朗読しました。
「詩は読んでいる人が勝手に解釈できるのが良い」と加藤先生。
センシティブに読むのと、元気に読むのとでは詩が違って聞こえます。

朗読の後は、二グループに分かれて寸劇の打合せです。
先ほど朗読した詩を使ってお芝居をつくります。

発表会が楽しみですね。


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